英文法の学習方法とコツ
英文法の基礎的な学習方法をまとめました。
「中学レベルの英語学習からやり直したい」という初級レベルの人は、最低限の英文法を理解しましょう!
基本五文型を感覚的に身につける
どんな英文も基本的には、「中学校で習った五文型」で成り立っています。
たとえ長文だとしても、それを文節ごとに分解すると、五文型に集約されるのです。
そこで、基礎的な英語学習からやり直したい人は、まず五文型のおさらいです。
(1)S+V:SはVする
I walk.(私は歩く)
I walk on the road. (私は道路を歩く)
(2)S+V+C:SはCである(S=C)
I am a student. (私は学生である)
(3)S+V+O:SはOをVする
I eat the banana. (私はそのバナナを食べる)
(4)S+V+O+O’:SはOにO’をVする
I gave my mother a gift.(私は母に贈り物をあげました)
(5)S+V+O+C:SはOをCにVする(O=C)
I call her Karen.(私は彼女をカレンと読んでいます)
以上が英語の基礎である「五文型」です。
英文を見たら、どの文型なのか?を感覚的に理解しましょう!次は、英文法の構成を身につける学習方法です。
英文法の構成
まず、中学校で使っていたような簡単な英文法の参考書を用意して、その中から短めの英文を探します。
もし今、参考書を持っていない場合は「瞬間英作文」がオススメです。
次に、紙に約10この英文を記入していきます。
そして1文ずつ英単語・助詞のかたまりごとに、紙を切っていきます。
英単語ごとの紙切れを作ったら、それをバラバラにしたあとに、紙切れをつなげて元の英文を作ります。
最後に参考書を見ながら、自分が作った英文の答え合わせをしていきます。
このゲームを何度も繰り返すことで、五文型が自然と身につきます。
英文法を学習する時に注意しておきたいのが、学校教育で教わった「受け身(受動態)、自動詞」などの用語は覚えなくてOKだということです。たとえそんな言葉を覚えても、英語を話せるようにはならないから、意味がないのです。
英文法の参考書で勉強していると、間違えた時は解説をついつい熟読してしまいますが、わかった気になるだけで、ネイティブのような英文法の感覚は身につきません。解説を読む時間があるなら、同じ問題を何度も解き、文法を肌感覚で覚えましょう!
英文法の学習は、類似問題を何度も何度も解き、文法を感覚的に理解できるようになることが、最終目標です。