日本文化の特徴・特性
今でも日本人は成人式などの特別な記念日には着物を身にまとうなど、昔ながらの日本文化が残っていますよね。
でも、外国に行くまでは気がつかない文化の特徴は、まだまだたくさんあります。
今回は、知って驚く特徴をまとめました。
チップがないのにサービスする
外国人はチップのために頑張る
外国人はお客さんからチップをもらうために、お客様に良いサービスを提供しようと努力します。
でも日本人はお客さんからお金をいただかなくても、質が高いサービスを提供しますよね。
外国人からすると、「日本人はなぜチップをもらえないのに、サービスの質が高いのか？」と疑問に思うようですが、日本のサービスの質は世界一レベルなのです。
海外旅行すると感じるのが「店員の対応がテキトー、笑顔がない、包装がほとんどない」という対応を受けると、日本のサービスに慣れている人とっては「外国人の仕事はテキトーだなあ」と感じるかもしれません。
でも世界的に見れば、日本のサービスの質が高すぎるだけで、外国の接客が当たり前と言えますね。
「お客様は神様」という言葉も、日本人ならではだと思います。
また、日本に来た外国人が驚くことの一つとして「無料でポケットティッシュをもらえること」です。
日本の繁華街では、毎日見る”ティッシュ配り”ですが、外国人は「お金を払って手に入れるティッシュを無料でもらえるなんて、ラッキー！」と思うそうで、友達へのお土産として持って帰る観光客も多いのです。
そして、日本の本屋さんで書籍を購入すると、無料でブックカバーをつけてくれますが、外国人は誰もブックカバーなんて使いません。
「買った本をキレイに扱いたい、外で本を読むときに何を読んでいるのか他人に見られたら恥ずかしい」と考える日本人がいるのも、独自の文化だと思います。
このように日本では、無料で高いレベルのサービスを受けられる心地よさがありますね！
宗教・冠婚葬祭の違い
宗教がある外国人・ご祝儀がある日本人
ほとんどの日本国民は無宗教でどこの宗教にも所属していませんが、外国人は全員が何かしらの宗教に入っていると言っても過言ではありません。
でもイベント好きの日本人は、無宗教という特権をある意味活かして、クリスマス（キリスト教）やお正月（仏教？）など、宗教に関係なく、イベントを祝います。
日本の子どもの一大イベントは「お正月のお年玉」ですが、外国ではお正月にお年玉を子供にあげる人はほとんどいません。
その代わりに、クリスマスは盛大に祝い、子どもはたくさんのクリスマスプレゼントをもらえるんですね。
また、日本では冠婚葬祭のときにお金を包むことが多いですよね。
でも、外国では何かしらのモノを渡すことはあっても、お金を渡すことはほとんどないようです。
このように考えると、「外国人は”お金よりモノ”を渡し、日本人は”モノよりお金”を渡す」ことに気がつきます。
日本は治安が良い
日本はとにかく治安が良い！
日本では若い女性が夜道を一人で歩いていても問題がないこともありますが、外国ではそんな危険な行為は信じられないでしょう。
外国ではたとえ人通りが多い場所だとしても、夜間に女性が1人で歩くことは危険だと考えられています（もちろん日本でも安全とは言い切れませんが）。
また、最近の日本で増えてきた一人旅ですが、外国人は信じられない人もいるそうです。
10代の女性がブランドバッグを持って深夜に一人で歩いても危険な目に合わないことが多い日本は、世界でもまれです。
そして、治安が良い日本だからこそ、街のいたるところに自動販売機があります。
外国では街中で自動販売機を見かけることがほとんどありません。
もし、治安が悪い外国でいたるところに自動販売機があると、お金を盗むために壊されることがよくあるのです。
もし自動販売機があったとしても、お釣りがちゃんと出てこないこともあるそうです。
日本と海外の文化の違いまとめ
日本は暮らしやすい！
チップを払わなくても良いサービスを受けられたり、ノドが乾いたときにいつでも自動販売機で飲み物を購入できたり、日本の住みやすさを実感できますね。
日本と外国の文化の違いを比べると、「日本は特徴的な文化がある」ことを改めて感じるのではないでしょうか？
とくに治安の良さは世界一だからこそ、電車や公園などで寝ている人が多いことにも、外国人は驚くようです。
